トップメッセージ

日本製紙パピリア(以下、パピリア)の経営が目指すものは、日本製紙グループの一員として国内外の多くのお客様と共に諸問題解決のお手伝いをさせて頂き、将来にわたり信頼されるパートナーとして認められる企業となる、製品と製造技術を通して社会貢献度の高い企業として認められる、そして従業員や協力関係会社社員が誇りを持ち楽しく仕事ができる会社である、ことです。

パピリアが大切にしているものの一つは「人材」です。そのため特に、若手社員の教育や活用、女性社員の活用、には注力して参ります。一例として、若手の海外派遣、また女性の工場の操業現場勤務など、今までパピリアで出来なかったことを手始めに、直ぐに満足行く施策は出来ないかも知れませんが未来のパピリアを担う若者を育て上げ将来を盤石なものにする道筋としたいと思っております。

現在の私たちは多くの課題に直面しております。特に地球温暖化問題が代表しているサスティナビリティー経営への移行は、宣言はしてはいるものの直ぐには完結出来ない問題であるため、少しでも早く取り組み結果を発現させて行かなければなりません。パピリアでは日本製紙グループが得意とする天然資源を利用した多くの技術や成果を活用し、循環型社会の構築に正面からぶつかって参ります。一例としては、プラスティック製品や石油系樹脂材料からの代替としての役割が期待されており、その他の案件を含め研究開発部門を始め全社を挙げ課題解決に向け精力的に取り組んで参ります。

創業約100年、時代と社会に即した革新的な事業展開に向け、「変革と創造」を合言葉にお客様と共に悩み、考え、解決し、称えあえる会社となるべく、引き続き挑戦を続けて参ります。